皆さんは、「ライスジュレ」って知っていますか?
小麦アレルギーの方や、グルテンフリーの食事を取り入れている方にとっては、夢のような食品素材として今注目を集めています。
それでは、「ライスジュレ」にご説明していこうと思います。
目次
ライスジュレとは?
ライスジュレとは、新たな米加工技術の導入により実現した、米と水だけで作られた小麦粉に代わる新たな食品素材のことです。
ライスジュレを使えば、パン、麺、ケーキ、など、通常は小麦で作られる食品を、小麦を一切使わずグルテンフリーとしてつくることができます。
米と水の配合割合を変えるだけで柔らかいゼリー状のものからゴムボールのような弾力性のあるものまで硬さを自由に変えられる優れものなんです。
グルテンとは?
グルテンとは、普段食べている小麦粉製品(例えばパンなど)でもちもちとした弾力こそがグルテンの正体なんです。
もともとは、小麦粉製品を美味しく食べられるために生み出された成分がグルテンですが、最近ではグルテンに対して過敏にアレルギー反応を起こしてしまう、グルテン過敏症やセリアック病といった疾患が確認されてきました。
そこで、グルテンアレルギー患者のために考えられたのがグルテンフリーという考え方です。
しかし、このグルテンフリー、実際に食事法などを取り入れてた結果、長年の体調不良が改善されるなどの他に、ダイエット効果もでたと話題になり、グルテンにアレルギーのない人たちにも広く知られるようになりました。
糖質フリーとグルテンフリーの違い
ちなみに、糖質フリーとグルテンフリーは別物です。
糖質フリーは小麦粉に限らず糖質を含む穀物などの炭水化物の摂取量を制限するものです。
グルテンが含まれていないお米や片栗粉、タピオカ粉、じゃがいもも制限食材に含まれます。
ライスジュレの白米と玄米の違い
「白米」は白生地で、どんな料理にも合わせやすく、またお米くささがほとんど無く、料理本来の味付け、風味を活かすことが出来ます。
「玄米」は玄米由来の色がありますが、お米の中でも多くの栄養素が含まれていると言われている胚芽を出来る限り残した素材となります。
こちらは色が付きやすいですが、お米の風味があり、クッキー等の焼き菓子、パン、ブラウンシチューなどへの使用が出来ます。
ハードとソフトの違い
ハードとソフトの違いは、水分の含有量の違いとなっております。
ハードは「米1:水2」で、ハードタイプは、水を足して頂ければお好みの硬さに調整出来ます。
ソフトは「米1:水4」の配合となっており、最初から水分を多く含んでいるので柔らかく使用しやすくなっております。
ライスジュレと米粉との違い
米粉とは、お米を細かく粉砕し粉にしたものです。
これまでグルテンフリー食品としてパンや麺の代わりと言えば「米粉」を思い浮かべる人もいたかもしれません。
しかし、米粉はふわふわモチモチ感を作りやすいのですが、時間経過における劣化も早く、特にパン等の場合固くなりやすい点があります。
ところが、このライスジュレを使用すれば、しっとりモチモチ感を作りやすく、また時間経過における劣化を大きく抑えることが出来る為、美味しさを長持ちさせることが出来るんです!
米粉に合わせ、ライスジュレの特長の一つ「保水性」と「増粘」を活かせば、外はカリっと、中はしっとりモチモチとした食感をより長くお楽しみいただけます。
賞味期限
製造より320日となります。※開封後はお早めにお召し上がりください。
保管方法
冷蔵にてご保管ください。(0度以上、10度以下)※冷凍保存はできません。
ライスジュレの使い方
ライスジュレをお菓子、パン、麺類、シチューなど、様々な小麦を使用していた商品に使え、美味しくグルテンフリーにしてくれます。
終わりに
いかがでしたでしょうか、「ライスジュレ」
今まで小麦アレルギーで、食べたくても食べられないという辛い思いをしていた方にとっては、夢のような食材ですよね。
それに、ライスジュレは米と水だけで出来ているため、添加物が一切含まれていない自然派の食材のため、添加物を気にしている方や小さい子供をお持ちの方もおススメです。
是非、一度試してみてはいかがでしょうか?
最後まで読んで頂きありがとうございました。
では、今日も一日健康で。