みなさん、「ギー」って知ってますか?
ダイエットを心掛けている人はオイルの摂取量を気にする方も多いと思います。
でもそれなのに、「なかなか痩せない・・・」、「肌荒れ」、「便秘」等で悩んでいませんか。
その原因はもしかしたらオイルの摂取不足かもしれません。
適度で質の良いオイルの摂取は、ダイエットはもちろん美容や健康にも有効です。
では、その「ギー」についてご説明していこうと思います。
目次
ギーとは?
ギーとは、インドを中心とした南アジアで古くから作られ、食用に用いるバターオイルの一種。
ギーは発酵無塩バター(インドでは「マカーン」と言う)を煮詰め、水分や蛋白質を取り除き、純粋な乳脂肪のオイルです。
カロリーは?
では、ギーそのものはどのくらいのカロリーかというと、ギーのカロリーは約9kcal/gです。
オリーブオイルやごま油も1gあたり約9kcalなので他の油とほとんど変わりません。
1日の摂取目安は?
ギーをたくさんとれば痩せるのかというとそんなことはありません。
1日30ccを目安に、これまで使用していたオイルをギーに変えるという方法で取り入れると良いでしょう。
過剰摂取は胸やけや肥満の原因になります。
豊富な栄養素
ギーにはダイエットにいい栄養素が豊富に含まれています。
その中でも特に注目したいのが、3つあります。
ダイエット効果のある中鎖脂肪酸
ギーの成分は99.8%が脂肪ですが、MCTオイルやココナッツオイルと同様に、「中鎖脂肪酸」が主体となっています。
中鎖脂肪酸は体内で分解されるスピードが速く、エネルギーとして燃焼される効率が非常によいため、中性脂肪になりにくく、身体に脂肪がつきにくいのです。
免疫力を高める短鎖脂肪酸
腸内の善玉菌の増殖を促し腸内環境を整える短鎖脂肪酸
短鎖脂肪酸は、肝臓で脂肪を合成する酵素を減らす効果や食欲を抑える効果があります。
身体中に栄養を届ける共役リノール酸
共役リノール酸は、全身に栄養素を届けるのと同時に、血行促進の効果もあります。血行促進が良くなることで体温が上がったり、代謝が上がるため、痩せやすい身体を作ることができます。
その他には、
・皮膚や粘膜の健康を保ち体の抵抗力を高めるビタミンA
・カルシウムの吸収率の働きをサポートするビタミンD
・抗酸化作用があり体のさびつき防止アンチエイジング効果のあるビタミンE
などがあります。
摂取方法
トーストに使う。
もっとも簡単で手軽なのが、トーストに塗るバターやマーガリンをやめてこのギーを使うやり方。
料理の油を変える。
普段使っているサラダ油やオリーブオイルをギーに変えるだけです。
飲み物に入れる。
ダイエット効果を期待されているバターコーヒーのバターがわりや、コーヒーや紅茶にいれるのもお勧めです。クリーミーな味わいになりますよ。
終わりに
いかかでしたでしょうか、「ギー」
なにか特別なことをするのではなく、この「ギー」を今までの食生活の中で取り入れてみていってください。
手軽で簡単なのでお勧めです。
是非、一度試してみてはいかかでしょうか?
最後まで読んで頂きありがとうございます。
では、今日も一日健康で。